今回は以前投稿したこちらの動画についてまとめ・補足をしていきます。
天体における「水星」とは何か?
西洋占星術で重要視される「水星」について詳しく解説していきます。
キーワード
- 情報
- 知性
- コミュニケーション
- 言語
- 伝達
- 分析
- 論理的
- 俊敏さ
- 移動
- 好奇心
- 教育
- 批判
- 実務能力
公転周期と1つのサインの滞在期間
- 公転周期 約88日(この期間で12サインを1周する)
- 1つのサインに約1週間滞在する
(動画内で誤った情報を載せてしまいました、正しくは上記の通りです)
水星の公転周期から読み解けるのは、「何に集中力を発揮できるか」など。
トランジットの水星がどのサインやハウスにいるか?で読んでいきます。
例:トランジットの水星が牡羊座にある場合、水星は「集中力や移動」を表し牡羊座は活気や情熱、始まりを表すので「短期的な集中力」「どこかへ移動したくなりそう」などと考えます。
また、トランジットの水星が9ハウスにある場合、「専門的な学習に集中できそう」と読むことも出来ますね。
↓その他のサイン、ハウスの場合どうなるか、以下のページを参考に考えてみてください♪↓
ディグニティ(品位)
ディグニティ(品位)とは主に古典占星術で用いられ、天体がどのサインにいるか?で天体の力がどのように発揮されるか、というもの。
支配星(ドミサイル):双子座、乙女座
ルーラー。水星が双子座と乙女座にあるとき、水星はありのままの力を発揮することが出来る。
双子座では持ち前の情報収集能力やコミュニケーション能力を。乙女座では実務能力やデータを整理する力。
高揚の座(エグザルテーション):水瓶座
水星が水瓶座にあるとき、水星は良くも悪くも強まる。水瓶座は反骨心が強く革新的なサインなので言葉のキレが良すぎたり、はたまた考え方がハイセンスで一般的な価値観に受け入れてもらいにくい面も。
障害の座(デトリメント):射手座、魚座
水星が射手座、魚座にあるとき、水星の力が過剰になります。射手座は向上心を持ち奔放なサインなので、言っていることがビッグマウスになったり現実的な話でないことがある。魚座は無意識の世界からキャッチしたことを言葉にするとき、言葉が詩的になりアートな表現になるので伝わりづらい面も。
転落の座(フォール):獅子座
水星が獅子座にあるとき、水星の力が弱まります。獅子座は芸術的な表現や創作で自己主張するサインなので「言語化」での主張はやや苦手と言えるでしょう。
年齢域
- 7〜15歳
小学校に入ってから中学校を卒業するまでの期間。
勉強して知性を身につけ、周囲とコミュニケーションを取りながら水星を鍛える。
水星のサインやハウス、アスペクトを読むことで7〜15歳の頃、どんな様子だったかが読める。
例:咲名の場合、水星10ハウス乙女座なので、7〜15歳の頃は几帳面で(乙女座)人前に立つのが好きな子(10ハウス)だった。
逆行
公転周期の影響を受け、実際に逆行しているわけではないが逆行しているように見える現象のこと。
水星逆行が一番ポピュラーかつ、回数が多い。
- 年に約3回
- 約3〜4週間続き、開始と終了間際の1週間が特に影響力強め
具体的に何が起こるか?
- メールの未送信や誤送信などのミス
- 電車やバスなど交通網のトラブル
- パソコンやスマホなど電子機器の故障
- スケジュールが突然変更になる
- 契約書類などの不備
- 大切なデータが突然消滅
逆行は悪いことだけじゃない
- 昔関わった人のことをふと思い出してその人と連絡を取ったことがきっかけで仕事に繋がった
- たまたま昔のメールや手紙を読んでそのことがヒントになった
- 乗る予定だった電車を見送って後の電車に乗ったことがラッキーなことに繋がった
など、水星逆行で起こったことが自分にとって大切なタイミングになることもあります。
「大事な予定や契約は水星逆行を避けて」とよく言われますが水星逆行だったからこそのタイミングもあるので咲名個人としてはあまり気にしないで自然のリズムに任せても良いと思っています。
サインで分かること
- 考え方
- 話し方の癖
- 適職
- 学習に向いている方法
- 仕事の能力
- 向いている情報収集の方法など
例:咲名の場合、水星乙女座なので考え方が割と批判的で厳しい。買い物する際も二つの商品を100gあたりいくらでどっちの方が安いかなどいちいち計算して買ったりする。
↓その他のサインの場合どうなるか、以下のページを参考にしてください♪↓
ハウスで分かること
- どんな分野に頭を使うか
- どんな分野の情報を仕入れるか
- どんな分野から情報を仕入れるか
- 仕事のスタイル
- どんな場所を職場にするか
- どんな人脈を作るかなど
例:咲名の場合、水星10ハウスなので目標を達成させたいときに主に頭を使う。また10ハウスはフリーランスや個人事業主なども表すので私の場合は占い師としての仕事や、Youtube活動(形に残るもの)で活かしている。
↓その他のハウスの場合どうなるか、以下のページを参考にしてください♪↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は「水星」について詳しく解説していきました。
他の天体についても解説していますので是非こちらの記事も参考にしてくださいね。