今回は以前投稿したこちらの動画についてまとめ・補足をしていきます。
天体における「金星」とは何か?
西洋占星術で重要視される「金星」について詳しく解説していきます。
キーワード
- 愛
- 美
- 芸術
- 恋愛
- 結婚
- 調和
- 人間関係
- 楽しさ
- 女性性
- パートナーシップ
- 豊かさ
公転周期と1つのサインの滞在期間
- 公転周期 225日(この期間で12サインを1周する)
- 1つのサインに約1ヶ月滞在する
(動画内では簡潔に説明するため、公転周期を約1年としています。)
金星の公転周期から読み解けるのは、「何を楽しいと感じるか」「恋愛運上昇」など。
トランジットの金星がどのサイン、ハウスにいるか?で読んでいきます。
例:トランジットの金星が蟹座にある場合、金星は「楽しみや愛情」を表し蟹座は保護や家庭を表すので「家族との関わりを楽しむ」「何かを守り育てることを楽しむ」などと考えます。
また、トランジットの金星が7ハウスにある場合、「人との関わりを楽しむ」や「結婚運や恋愛運の上昇」と読むことも出来ますね。
↓その他のサイン、ハウスの場合どうなるか、以下のページを参考に考えてみてください♪↓
ディグニティ(品位)
ディグニティ(品位)とは主に古典占星術で用いられ、天体がどのサインにいるか?で天体の力がどのように発揮されるか、というもの。
支配星(ドミサイル):牡牛座、天秤座
ルーラー。金星が牡牛座、天秤座にあるとき、金星はありのままの力を発揮することが出来る。
牡牛座なら金銭的な豊かさや居心地の良さなど、天秤座なら人間関係の豊かさやスマートな美しさなど。
高揚の座(エグザルテーション):魚座
金星が魚座にあるとき、金星は良くも悪くも強まる。魚座のふわっとした感覚と金星の物事を楽しもうとする感覚は相性が良く相乗効果を生みますが、何事も程々が大切。財布の紐の緩みには要注意。
障害の座(デトリメント):牡羊座、蠍座
金星が牡羊座、蠍座にあるとき、金星の力が過剰になります。牡羊座のストレートな愛は時折威力が強く相手を打ち負かしてしまいます。蠍座の濃厚な愛は時に相手を変容させるほどの力を持ちます。
転落の座(フォール):乙女座
金星が乙女座にあるとき、金星の力が弱まります。几帳面で批判的な面を持ち、自分を律する傾向のある乙女座は心から楽しむことに少し抵抗を感じることでしょう。いつでも冷静な自分が邪魔をしてくるイメージです。
年齢域
- 15〜25歳
高校に入ってメイクを始めたり恋愛をしたり趣味を充実させる期間。
好きな音楽の方向性が定まってきたり、芸術面での発達など。
金星のサインやハウス、アスペクトを読むことで15〜25歳の頃、どんな様子だったかが読める。
例:咲名の場合、金星9ハウス獅子座で冥王星12ハウス蠍座とハードアスペクトがあるので、15〜25歳の頃は派手にドラマティックに(獅子座)すぐに遠征するタイプで(9ハウス)、ネットで出会った(12ハウス)女性と交際していた(人に言いにくい感じ=蠍っぽい)。(ただ冥王星とのアスペクトなので付き合ったり別れたりは激しい)
逆行
公転周期の影響を受け、実際に逆行しているわけではないが逆行しているように見える現象のこと。
- 約1年半に1回
- 約1ヶ月半続き、開始と終了間際の1週間が特に影響力強め
具体的に何が起こるか?
- 過去の恋愛をふと思い出す
- 昔付き合っていた人から連絡がある
- 以前関わっていた友人との再会
- 昔好きだったものやハマっていたものを思い出す
- 財布の紐が緩み、衝動買いする
逆行は悪いことだけじゃない
- 今でも好きな元彼に連絡を取ったら復縁出来た
- 昔好きだったものや過去の恋愛からヒントを得た
- 昔何かで見た美容法を思い出して試したら自分に合っていた
など、金星逆行で起こったことが自分にとって大切なタイミングになることもあります。
金星逆行だったからこそのタイミングもあるので咲名個人としてはあまり気にしないで自然のリズムに任せて過ごすのが良いのではないかと思っています。
サインで分かること
- 楽しいと感じること
- 美しいと感じること
- 愛しいと感じること
- どんな恋愛をするか
- 男性のチャートなら理想の彼女像
- 女性のチャートなら女性としての魅力
例:咲名の場合、金星獅子座なので華やかでドラマティックな恋愛を好んだり、王道なものを好むなど。明るく場を盛り上げるようなタイプの女性。(だと良いなぁ(笑))
↓その他のサインの場合どうなるか、以下のページを参考にしてください♪↓
ハウスで分かること
- 好きなもの
- 愛されるポイント
- お小遣い程度の収入を得やすいポイント
- 何をしていると楽しいか
- 趣味
- どこで好きな人と出会うか
例:咲名の場合、金星9ハウスなので遠くに行くのが好きだったり、専門的な分野の学習をするのが好きだったり楽しかったりします。哲学的なことも好きですね。
↓その他のハウスの場合どうなるか、以下のページを参考にしてください♪↓
まとめ
いかがでしたか?
今回は「金星」について詳しく解説していきました。
他の天体についても解説していますので是非こちらの記事も参考にしてくださいね。